決勝大会・さと丸さん

決勝大会進出者の中では最年少、たけのこ亭さと丸さん。奈良県の小学2年生です。

実は第2回の大会のときも出演してくれました。当時5歳です。確か「寿限無」を演じてくれたと記憶しています。可愛らしさでグイグイとお客さまを惹きつけていきます。今回はさらにパワーを増して、前回以上にお客さまがしだいに前のめりになっていくのを舞台袖でも感じました。

「初天神」で、子どもが泣いて父親に団子をねだる場面で

〇団子1本で親子の絆が断ち切られる。あたいは、なんて不幸な子どもなんだぁ、あ~、あぁ~

◇涙が出てねぇんだよ!

これで爆笑をとります。この親父のセリフでキッチリ笑いがとれるのは、お客さまをお噺の世界に引き入れているからに他なりません。さと丸さん、可愛らしさに上手さが加わって絶好調です。豊岡市長までとりこにしてしまいました。

「出石永楽館・全国子ども落語大会」事務局のブログ

「出石永楽館・全国子ども落語大会」は、毎年6月に「中学生以下の部」を、 毎年8月に「高校生の部」を開催しています。 ・お客さまの投票で受賞者を決定します。 ・お囃子はナマ。希望の出囃子を演奏。ハメモノも可能。 ・決勝大会の会場は、近畿最古の芝居小屋・出石永楽館。

0コメント

  • 1000 / 1000