決勝大会・晴天丸さん
2番目に登場したのは、日日是晴天丸(にちにちこれ・せいてんまる)さん。奈良県の中学3年生で、水泳部で頑張っているそうです。
実はこの大会の第1回の最優秀賞の受賞者です。お客様の中には「晴天丸くんの噺を聴くために来ました!」という人がいるくらいです。
「僕は幼稚園のたんぽぽ組のときに、七夕の短冊に願いを込めてこう書きました『大きくなったら彼女がたくさんできて、全員僕のお嫁さんになりますように!』。でも、中学生になったいま、この願いは世の中のルールに反しているとわかるようになりました。…そもそもそんなにモテないこともわかりました」というマクラから、「権助提灯」に入りました。
噺のテーマをきちんとつかんでいて、中学生だからこそできるマクラで、噺にスッとお客さまを誘導していきます。このテクニックはもうプロ並みです。
お客さまの心を鷲づかみにして、本大会2度目の最優秀賞受賞者となりました。
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