決勝大会・風鈴さん
決勝大会の2番手は地元の弘道小学校6年生のいちりん亭風鈴さんです。昨年の「一目上がり」に続いて、今年は「四人癖」で2回目の決勝大会に進出しました。開口の米つぶさんが会場をいい感じに温めてくれたあとではありましたが、「二人癖」のあとの「四人癖」。このあたりがコンテストの辛いところです。
小学校1年生のときに入った落語クラブで落語の楽しさを知り、3年生のとき、テレビに映った春乃そよかぜさんに憧れて、自分もテレビに出たいと思い、本格的に落語に取り組み、たくさんの高座経験も積みました。「四人癖」は、同時に4人が登場する噺ですが、人物分けがきちんとできているので、聞き手を迷わすようなことがありません。よく考えながら稽古をしているのがわかります。
昨年に続き、2度目の豊岡市教育委員会賞を受賞。今回、決勝大会のあと、NHKのテレビ取材を受け、嬉しそうにインタビューに答えていました。当日夕方のNHKニュースで「子ども落語大会」の様子が流れましたが、風鈴さんのインタビューは流れませんでした。残念。
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