決勝大会・文鳥さん

決勝大会の5人目の高座は、大阪から来てくれた薫風亭文鳥さん。小学5年生です。例年、小学校低学年の子が何人か決勝大会に進出することが多いのですが、今年は竹児さんと文鳥さんの小学5年生2人が決勝大会の最年少になりました。お客さまが可愛らしさよりも上手さを評価されたということでしょうか。上手さという点で、文鳥さんも他の演者に負けてはいません。新作落語「ねこ」で、お客さまをぐいっと噺の世界に引きずり込みました。

臆することがなく堂々としています。それもそのはず、NHKの朝ドラ「カムカムエブリヴァディ」で赤螺吉右衛門役(吉之丞役、小夜吉役も)を演じ、日本テレビの「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」にレギュラー出演しているという子役タレントでもあります。第2回の最優秀賞受賞者・なべやまろにぃさんもNHKの朝ドラで子役をつとめていましたから、朝ドラの子役から落語への流れはアリなのかも。持ちネタはたくさんあるようですので、文鳥さんの来年の高座が楽しみです。出石まちづくり公社賞を受賞。

「出石永楽館・全国子ども落語大会」事務局のブログ

「出石永楽館・全国子ども落語大会」は、毎年6月に「中学生以下の部」を、 毎年8月に「高校生の部」を開催しています。 ・お客さまの投票で受賞者を決定します。 ・お囃子はナマ。希望の出囃子を演奏。ハメモノも可能。 ・決勝大会の会場は、近畿最古の芝居小屋・出石永楽館。

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