決勝大会・食さん

決勝大会の６人目に登場したのは、横浜から参加してくれた小学６年生のヒレカツ亭食さん。「しょく」ではなくて「しよく」と読みます。落語を初めてまだ１年です。ほとんど独学でYOUTUBEなどを観て研究しているのだそうです。小学生ながら「親子酒」という酔っ払いの噺に挑戦してくれました。登場人物の気持ちを考えて、それを表現する力をもっているので、落語をやっている人にきちんと指導してもらえば飛躍的に上手になると思います。伸びしろ十分な食さんです。

受賞の発表のとき、最後に名前を呼ばれたので決勝進出８人の中で自分が最下位だと思ったらしく、表彰式の間ずっとがっかりした表情をしていました。出演順に発表したのです。勘違いさせてしまって申し訳なかったです。出石皿そば協同組合賞を受賞。来年どんなふうに成長しているか、とっても楽しみにしています。